リアル生活激変につき更新停滞中でござる
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題名:アイドルマスター メカ千早 「メカチハプラス」
作者:R2P
特徴:メカ千早メイン 千早 マクロスプラス information high 菅野ようこ



 オリジナルとコピー、またはクローン、疑似知能。SFではよくある話だ。
 コピーの側が、あくまでも自分はそういう物だと自重しているなら問題は無い。
 しかし、その能力が一定水準を超えると、自分がもはや劣化コピーではないと判断するようになる。論理的な思考回路を持つなら、そういう結論を出す事があってもおかしくない。
 そして・・・。

 このメカ千早は、その世界に足を踏み入れてしまった
 千早を追い、千早を理解して、千早を真似て・・・いつの間にか千早自身が認めたがらない事まで平然と直視して、分析して、千早の限界を把握して・・・。
 最初は無邪気だった人工知能は、いつしか成長し、変質する。

全てを理解した、はずだった

 同じ人格が二つ。
 メカがモチーフではあるが、この世界にはドッペルゲンガーの恐怖が存在する。
 メカ千早は、自分のコピー元である千早を否定する。自分の方が「千早」にふさわしいと。
 そして・・・最終的に残ったのはどちらか。それは分からない。
 彼を「どのような形で」永遠に手に入れたのか。それも分からない。
 ただ一つはっきりしているのは・・・どう解釈しようとも、これは悲劇である事だ。

 この作品は怖い。この作品は深い。この作品は重い。
 もう一人の自分というモチーフが必然として持ちうる恐怖を、見せつけてくれる。

 ・・・ただし。おそらく、このメカ千早は気付いていない。
 自分が最後まで、「千早に追い付く」事しか考えられなかった事に。自分が「彼」を望むのは、オリジナルがそう思っていたからであって、自分とは何の関係もない事に。
 このメカ千早は、最後まで自分がコピーである事を振り払えなかった。千早になる事以外に、自らのレーゾンデートルを見出し得なかった。あるいはそれこそが悲劇なのかも知れない。
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