「 ペアもの ガチ」 カテゴリーの記事
題名:アイドルマスター ふたりのもじぴったん 追加修正版
作者:すたぁP
特徴:やよい 千早 世界を制したワンツー 海外タグがカオスな件




 ラフタイムスクール! 眼鏡! 更にパジャマっ!!

 オンナスキーPの元作品が投稿されて以降、数多のPによりリメイクが繰り返され、数多の男達がその笑顔の前に撃沈してきた大量殺戮兵器もじぴったん。
 すたぁPのリメイク版である本作は、やよいソロだった従来品に対して千早とのペアに変化。この組み合わせ、最近は中の人的にやばい(笑)んだけど、それもまた一つのアクセントという事にしておこう。
 ともあれ、もはやこの二人の定番とも言うべき曲である。作品の大枠は既に固まっていると言ってもよく、その枠の中に何をどう詰め込むかがPのリビドー・・・じゃなくて腕の見せ所だろう。
 ちなみに今回、すたぁPは自分のPSPに入れるためにリメイクしたそうだが・・・そういう動機もありだわね(笑)。

為す術無し

 相変わらず、来ると分かっていてもワンツーに死んでしまう人が続出。
 作品投稿から一日も経ってないのにこの数字、しかもこの記事を書いてる間にもどかすか増えていくのが何とも言えない。
 やはり新DLCを的確に取り込んだ事が、また新たな破壊力を生んでいる。
 さり気なく二人の服装を変えているとか、台湾タグが千早いじめ過ぎるとか、色々ネタはあるんだが、そういうのを全部ひっくるめてやっぱ大量殺戮兵器の一言で全てが丸く収まるのであった。
 定番ってのは、そういうもんだよね♪
題名:アイドルマスター 雪歩、真 月下の決闘者
作者:銀次P
特徴:真 雪歩 片霧烈火 MintJam H.264




 だーかーらー!!
 95%まで完璧なガチなのに、何故そこで煩悩に身を任せるー!!

 海の向こうで雪歩愛を叫ぶ銀次P、今回はゆきまこで来た。
 クールに格好いい作風は今回も健在で、七夕革命の抜きコマンドも違和感なく使いこなしてきている。スピード感と鋭い切れ味に満ちたシーン編集にカットイン、一人しか出ていない場面でも二人の繋がりというか信頼関係を感じさせる演出、暗めのステージを基本とした単純明快に綺麗な画面、あらゆる面でハイレベルな作品と言える。

このエフェクトは銀次Pの得意技

 それだけに、何故πタッチやねんという疑問がどーしても拭えない(笑)。
 これも技術の無駄遣いと言っていいのだろうか?
 何か弾みがあれば一気にブレイクする事請け合いの実力を持つ銀次Pは、そういう事にこだわる風情も無く、今日も疲れながら自分のジャスティスに忠実なのでありました。
 これが世界のクオリティか!

 ・・・って、あれ?
題名:アイドルマスター 『体』 伊織 あずさ +美希 「im@sKAKU-Tail提出作品」
作者:ふふP
特徴:KAKU-tail3 伊織 覚醒美希 東京事変 椎名林檎 クラブあずさ H.264




 これ、カクテル本編では「伊織」向けの作品だったのだが、その本編中の視聴者コメントで「同じ14歳でも美希には合わなさそう」「いや、合う」という掛け合いがあった。
 そしたら作者ってば美希編まで作って来たよ!
 なお、ふふPの入ったカクテルの公開が25日20時で、この作品の投稿は28日0時台。という事は・・・し、仕事はえぇ。

 そういう訳なのでこの作品、「ペアもの」にカテゴリ分類してあるけど実際には伊織と美希は完全に別々。踊り子だけ入れ替えて全く同じシーンが繰り返されるという異色の作品になっているが、それだけに二人の持つ雰囲気の差が垣間見えて面白い

伊織、夜の月見草

美希、夜の向日葵

 分かっていると言うべきか、美希は美希でも覚醒美希だ。ノーマル美希は太陽の輝きこそが最も似合う・・・と言うか、そもそも「闇」に出会った経験が無さそうな・・・娘なので、夜を舞台に憂いを秘めた表情を使いこなすなら、やっぱこっちだろう。
 しかしそれでも、この二人から受ける雰囲気は結構違う。服装の差や外見上の差もあるが、見る側が二人の性格や背景を知っている事も影響しているかも知れない。

 どっちの踊り子でもうまい酒が飲めそうだが、さて、あなたのお好みは?

 ・・・なお、主役じゃないはずのクラブのママ(あずさ)が結構いい所を持って行ってるのはご愛敬(笑)。
題名:アイドルマスター 千早、あずさの mysong(歌姫楽園風味)
作者:an3P
特徴:公式曲アレンジ ハーモニー H.264




 このブログでも何度か取り上げた事があるが、声という物は半音上げ下げするだけで雰囲気が結構変わってしまう。管理人は過去に、真の声を半音上げて律子っぽくした動画を見かけ、真似しようとして挫折した経験があるのだが(リッチャンにDing-Dongを歌わせてみたかったなあ)、そうやってトーンをいじった声はどう聞いても真っぽくはなかった

 それをハーモニー出来る程まで大幅にずらして、何故元の歌い手の声質を維持できるのか、管理人には理解不能だ。
 ひょっとしたら専用のソフトがあるのかも知れないが・・・だとしても、全体を一律で上げ下げするのではなく、一音一音がバラバラの高さに再調整されて、まともに聞ける歌声になるとはちょっと思えない。加工臭さが残るのが当然で、完璧なガチ作品には普通ならないだろう。

 なのにこの作品は、それをやってしまった

公式超えと言わざるを得ない

 しかもなにげに3分というロングアレンジになっており、L4U本編の微妙な尻切れトンボ感が完全に払拭されている。つまり、ハーモニー部分を除いても、なお公式曲リミックスとして通用するのだ。
 で、それだけ徹底的にいじっておきながら、二人の歌声も、背後に流れる伴奏も、組み合わされる映像まで、まるっきり違和感が無い。声にばかり気を取られるが、楽器パートのアレンジの自然さも特筆に値する。

 それにしても・・・。
 最後の「明日が生まれる」が元々の歌より2倍近く伸ばされた上に、微妙にビブラートかけて消えるとか、いちいち比較してチェックしないと気付かない。
 これだけの完成度で合唱や輪唱をかけてこられると、もうどこまで本物でどこからアレンジなのか全く分からん!!

 一応これは人力ボーカロイドの仲間なのだろうが、この水準に至るともうその範疇に入れていいものか。すごい事になってるな、と感嘆のため息を漏らすしかない管理人である。

 ・・・ところで。
題名:アイドルマスター 雪歩×春香「Red Fraction」(画質修正版)
作者:ミミズクP
特徴:春香 雪歩 処女作 ブラックラグーン H.264




 この曲を聴くと誰もがロベルタ律子を連想するであろう。
 が、別にメイド服律子で無ければならない理由は無いわけで・・・この作品では春香と雪歩を合わせて来た。
 そして、その雰囲気が凄い。Red Fractionの禍々しさを秘めた疾走感が見事に表現されており、タイトルも見ずにサムネ画像で釣られた人は呆然とするに違いない。
 全然甘くない。シャープでクールで格好良くて怖い。そういう意味ではサムネ詐欺(笑)である。

黒さを秘めた情熱

 シンクロをしっかり固めつつ、それを軸とした演出で魅せる作風である。
 色合い調整がダークな方向に変幻自在で、ただダンスしているだけのシーンでも焦燥感を感じさせるし、ノイズや残像、ソフトフォーカスなどが時にはキャラの判別が付かないレベルまで投入されるのも面白い。そして、その効果と共に春香と雪歩の立ち位置が入れ替わるのだが、巧みに組み合わさっているため油断すると気付かない。
 加えて、ベース画面と色合いの違うカットインが十字の形に入ったり、時が止まったり、様々な技が使われているため、見る側は一瞬たりとも気が抜けない

 全体としてみるとダンスシンクロは安定しており、その作りも安定しているのだが、そのような要素が絡み合って表現しがたい不安定感を感じさせる。
 どんな強者であっても今日と同じ明日が来る保証はどこにも無い、そんなブラックラグーンの世界観に合っているように思う。
 ミミズクPはこれが処女作。毎度毎度毎度毎度書くが、最近の新人はマジおかしい(笑)。

 ちなみに、この作品はタイトルにある通り画質修正版。意図的に画質を落とす演出が多用されている関係上、元画質が向上するのはコントラストを際だたせるためにも有り難い。
 実は管理人も元バージョンで画質向上版期待コメントを書いた(笑)のだが、応えてくれてラッキー♪
題名:MADアイドルマスター 「MIX JUICE」 グレートもやちパワーズ
作者:akasabiP
特徴:やよい 亜美 グレート・チキン・パワーズ H.264




 akasabiPの作品群には独自の空気がある。それは元気な脱力感とも言うべきもので、元気が良くてテンポもいいのに何故か眠くなるという、矛盾的感覚の両立だ。
 あまみぱるかでその作風を世に知らしめたこのP、本作でもその空気を継承して来た。

 ダンスこうちえんと言うだけあり、そのダンスは確かに上手い。リズムシンクロにしても、歌詞や曲想に対するシンクロにしても上手い。
 上手いのだけど、何故だろう。どこかほにゃほにゃしてるのである。動きの切れ味はいいのに、作品としての雰囲気はものすご〜くユルい
 この二律背反ぶりは、他のPの作品ではなかなか見られない。

スロー時の演出も結構細かい

 そういう選曲であるのは事実だし、akasabiPが愛用するフォントの脱力ぶりも影響しているだろう。
 が、やはりその上に振り付けの選択やカメラワーク等の細かい気配りが組み合わさって、初めてこの空気が出来るんだと思う。「あまみぱるか」でも、頭の上半分しか映さないという技を使っていたし。
 こういう部分って、教科書では教えられない世界なんだろうなあ。

 刺々しい心には癒しを、沈んだ心には活力を。ハイテンション過ぎる心には脱力を。
 という作品であった。メンタルヘルス向けの動画じゃ無いんだが(笑)、実際そんな感じ。
題名:アイドルマスター All is Full of Love(ビョーク) はるちは
作者:P名無用との事なので、無名
特徴:千早 春香 H.264




 作者コメが地味に残酷だが、作品自体は完璧なガチなのでお間違えなきよう。
 緩やかな動きが主体の作品だが、その緩やかさにきっちり動きがシンクロしており、同時に歌詞の持つストーリー性や、それが歌われるタイミングに合わせ、服装やカメラワーク、ダンスの種類、口の開閉まで練り込まれている。この雰囲気作りの手腕は素晴らしい。

 静かで透明で荘厳な曲、色調の沈み込んだ世界、その中でまぶしすぎる程に輝く光。
 時に揺れ、時にフォーカスがぼけ、時に重ね合わされる歌詞。
 最初と最後に出てくる、蒼く輝く花。その変化と、それが意味する物。

 作者コメントの曰く「千早に欠けているもう一つの物」とは何か?
 ・・・今更言う必要も無かろう。そして、それ故にこの作品は千早ソロでは無い

扉の向こうには、彼女がいた

 全編を通じて漂う、重苦しくも幻想的な雰囲気が秀逸である。
 それでいて決して悲劇ではない。All is Full of Love、全ては愛に満ちている。
 この歌は、千早への呼びかけだ。歌として美しいだけでなく、歌詞の持つ意味がまた重い。

 この作品は冷たい美しさと温かい優しさを同時に感じさせ、その独特な雰囲気に視聴者を引き込む。ここの管理人は、こういう作品が大好きなのである。

(5/25 21時頃追記)
 で、この作品にKOされた管理人はTSUTAYAでビョークのCDを借りてきた。
 ところが、あまり感動しなかった。音質はこの作品の物より上のはずなのに。
 このストーリー、この映像美との組み合わせが曲自体の魅力も引き立てていたのか・・・。