「 双海亜美・真美 ガチ」 カテゴリーの記事
題名:アイドルマスター 亜美・真美 「夏空グラフィティ」
作者:ゆりあP
特徴:亜美真美ペア V4U アイマス公式曲MAD H.264




 V4U公式曲をベースにした正統派ダンスシンクロ型MAD、である。
 しかしこの作品は765コマンドを駆使して亜美真美を切り抜き、二人を砂浜に立たせた。
 正に南の島の夏! という感じで、開放感溢れる雰囲気になっている。

 ぶっちゃけてしまえば、それだけ・・・ではある。
 あるのだが、問題はそれをこなすために投入された技術だ。何も考えずにただMADとして見ると単純に明るく元気なダンスPVなのだが、じゃあこれを他のPが出来るか・・・というと、恐らく大抵のPが冷や汗をかくだろう。
 「それ」に気付いたコメントもちらほらと見受けられるが・・・

超ロング視点抜き!

 つまり、振り回されまくるカメラワークと自作背景の重ね合わせが完璧なのである。
 近づいたり離れたり、見下ろしたり見上げたり、傾いたり直ったり、更には亜美真美を中心に旋回したりするカメラワークに、ちゃんと背景が付いてくる。カメラ位置から見える3次元的な座標系を把握し、それを2次元に投影し、背景をそれに合わせて変形させ・・・といった細かい作業をいちいち完璧にこなさないと、違和感のない背景は作れない。
 だから大抵の作品は、抜きを使うシーンではここまでカメラを振り回さない。パースをきっちり合わせた背景を付けずに、抽象的な画面とする事も多い。

 この作品は、アイドルの足下から無限遠に至るまで、一切の誤魔化し無しで自作背景と自在のカメラワークを両立するという技術をもって、砂浜ステージの開放感を演出した。
 異様な高等技術・・・あるいは、とんでもない手間・・・を投入しながら、出来はそういう苦労を微塵も感じさせないアッケラカンとした雰囲気満載だが、ま、そういう作品という事だ。
 ちなみにゆりあPは、かのiM@TRIX RELOADEDの作者。さもありなんという感じ。

 なお、バカーションとかアホベンチャーという言葉がしばしばコメ等に見受けられるが、ナンノコッチャと思った人は速やかにV4Uを買うように(笑)。
題名:アイドルマスター「iM@S KAKU-tail Party 3」真美と勝手に後夜祭!
作者:まっつP
特徴:真美ソロ KAKU-tail3後夜祭 桃井はるこ H.264




 このP、カクテル2の時も真美ソロで一人後夜祭をやってるんだよね〜。
 きつねPもこういう展開を見越してエンドロールから真美を外したに違いない。うん、多分そうだ。そういう事にしておこう(笑)。

 カクテル3において、まっつPは伊織担当で同人漫画を作ってたが、それでも嫁は真美のようで、今回投入してきたのも当然のように真美ソロのエンドロール。
 そしてやっぱり酒を飲ませる(笑)。相変わらずだ、この人。

二杯あるのが意味深だな〜

 エンドロールであるからして参加者やイラスト提供者などの紹介もきっちりこなしつつ、されど歯切れの良いダンスを決める真美が主役である点は譲らないという構成バランスの妙は今回も健在。ついでに言えば、結構多彩な技を投入しているが、それと意識させない自然さも確保していたりして。
 普段は「描いてみた」メインのPだが、普通のPV系でも行けるから侮れない。それにしてもこの画面割りのセンスは、同人漫画あたりで鍛えたのだろうか?

 とりあえず、お疲れ様と言いつつ・・・単品マダー? 更に同人本編マダー?(笑)
題名:アイドルマスター 真美 「彼方の涙」Ver.1.5
作者:かがたけP
特徴:真美ソロ 下田麻美 中の人の本気 とガチ H.264




 ・・・なんかこの作品、意味深だな。
 ネタ系メインの亜美真美だが、たまにこういうのが出てくるから侮れない。

 この作品、歌ってるのは中の人らしいんだけど、普段の亜美真美と全然違うから管理人には正直言って別人の歌を合わせたように思える(笑)。
 まあ、壊れそうな相手を思いやる歌詞なので、とかち声で歌われても困るのだが。
 その歌を真美が歌うこの作品。高画質高シンクロの正統派に仕上がっており、普段より大人びた真美を見ることができる。

中の人が本気なら真美も本気

 しかし・・・よく見ると、所々に気になる点がある
 それは主にカットインで一瞬だけ映されるテロップにあるのだが・・・。

 カットイン文字を見ると、ステージで歌っているのは亜美という事になっている。この作品の視聴者は髪を結ぶ方向で真美だと分かるが、観客は彼女を亜美だと思っているのか。
 亜美の代役で歌う真美。それを見ると、確かに真美は亜美を支える役割を担っている
 歌詞の内容に合わせて組まれた映像も、基本的にはその方向を向いているように見える。

 けれど・・・「泣いてもいいよ」と笑いかける、その笑顔の下に何があるか
 それが微かに伺えるだけに、気になって仕方ないのである。
題名:アイドルマスター 真美 「秘密」(シンフォニック=レイン)
作者:月極P
特徴:真美ソロ ・・・真美? 誕生祭 岡崎律子 H.264




 今はまだ、亜美真美は「そういう事」に本気で悩む年頃ではないだろう。
 でも、もしかしたら。いつか、そういう時が来るかも知れない。
 何故自分ではないのか。何故あっちなのか。何が違うのか。何故違うのか。
 その違いは致命的に大きい物なのか。絶対に代われないのか、決して誤魔化せないのか、それとも・・・。

 この作品は「シンフォニック=レイン」というゲームを元ネタとしている。
 そして恐らく、そのゲームを知らないとこの作品の真価は分からない。
 管理人はネタバレを自重しない性格なので、ググりまくってある程度ゲームの内容を理解し、この作品で月極Pが狙った物もどうにか見えてきたが・・・

 ひょっとして、めっちゃ重いテーマじゃないかこれ?

真美なのに、亜美

 この作品が語りたい事は、恐らくこのシーンに示されていると思う。
 それと、作者コメント。真美しか出ていないのなら、パーカーの色が違うのは何故か。

 ぱっと見ただけでもいい雰囲気に満ちた良作という評価は十分に可能なのだが、それ以上に深く、重く、切ない想いがその背後に隠れている。
 管理人はネットで調べただけなので、本当にシンフォニックレインをやり込んだ人に比べればその理解度は格段に劣るが、それでも「真美の配役がトルタ」という最初のテロップの意味は辛うじて理解できたと思う。そして、そのテロップをわざわざ入れた月極Pの狙いも。
 そういう意味では、この作品の敷居は非常に高いかも知れない。

 原作を全く知らないまま紹介しても良かった。歌の美しさ、シンクロ、演出効果など様々な面で出来が良く、十分に見応えのある作品だから。
 ただ、それでも背後に何かある事は朧気ながら分かると思う。そこで自重するか、ネタバレに走るかは各自の決断にお任せしたい。
 原作ゲーム経験者はどうかって? そりゃ〜、絶対この作品を見ろ! だ。
題名:FL Dance でてってってー
作者:不在通知P
特徴:亜美真美 自作アレンジ ドット絵 FL Studio TOWNS




 これは音楽アレンジ物でもあるし、亜美真美動画でもある。
 サムネ画像とタイトルを見ただけではイマイチ中身が掴みづらいし、そもそもこの作品には「ゲーム」タグが付いてない(内容的にも付けない方が適切だろう)から、人によっては存在そのものに気付いてない可能性もある。
 が、この小粋さがそんな形でスルーされるのは惜しい

 ドット絵は借り物、てってってーは耳コピーらしいが、どっちにしても単に「借りた」の一言で片付けられるクオリティでは無い
 そもそもの目的が、単にMADを作るのではなく「FL Studio 8のプラグインで、てってってーを踊らせる」事にあるこの作品だが、音も画像もちゃんと自分のモノにしてまとめ上げている。

まさにデスクトップマスコット

 まあ、服の色が同じなのはご愛敬としておこう。
 ともあれ、Townsのアレンジもなかなかリズミカルである上に、そのリズムに乗って軽やかに踊るドットかちがかなり可愛い。恐らく、画像を重ね合わせたのではなく、プラグインに画像を読み込ませてプログラムで踊らせているのだろうが、いずれにしてもダンスが合っているのは爽快だ。
 亜美真美好き、アレンジ音楽好き、及びドット絵好きの方には一見一聴の価値有りと言っておきたい。

 ・・・それにしても、この不在通知Pの活動の多彩さはハンパじゃない。タグから作品一覧へ飛んで唖然としてしまった。
 なるほど、この異色作を作るだけの事はある。
題名:【アイドルマスター】 翼をください
作者:友P
特徴:自作ポリゴン 亜美 真美 M@STERFONTS




 管理人は最初、この作品を見て一つのことを思った。
 これは公式映像では絶対出来ない。つい先日のバンナムP(笑)の作った団結が公式ならではの映像を駆使した作品なら、これは公式では不可能な映像を駆使した作品だ。とかちポリゴン美術館でも似たような事を書いたが、友Pは映像世界の全てを自分で作り、操る能力を持っており、故にこのような作品を作り出せる。

 そして、この作品を一言で表現するなら・・・とても、重い
 粗いポリゴンを逆手に取った幻想的表現、夢とも現実ともつかぬ世界、優しいのに怖くて哀しい歌、その底に秘められた物語。
 もはやこの作品は、アイマスMADの範疇を飛び越えているかも知れない。アイマスキャラが使われており、それがストーリー上不可欠な要素を占めているのは確かだが、友P自身によって付与されたアイマス以外の成分も非常に大きいからだ。
 ・・・ただし、それは決して否定的な意味ではない

薄暗い世界に、少女

 アイマスを使って何らかの物語を描こうという試みは以前からある。
 ステージ映像を駆使するパターン、コミュ動画を使うパターン、架空戦記のようにキャラを別世界に放り込むパターン、そして自作絵を使うパターン。どこまでをアイマスMADと呼ぶかは人それぞれだが、その中でもこの作品は原作の縛りからの自由度は最も高い水準にあるだろう。そして、その自由をこの作品は存分に生かしている。

 バンナムの公式MADを見て、恐らく多くのPが悔しい思いをしたと思う。
 それと同じように、バンナムはこの作品を見て悔しい思いをするんじゃないかと思う。
 亜美と真美のストーリーをここまで幻想的に、ここまで思わせぶりに、ここまで深い表現で描く事は、公式映像では無理だ。
 物語の解釈のしかたとか、その賛否以前に、このような世界をアイマスとして表現しうる事自体に管理人は背筋がふるえた。

 作品内のストーリーについてはあえて触れない。管理人としては、こういう二次創作を、この曲とこの映像を駆使し、こういう形で表現した事に、賛辞を惜しまぬものである。
題名:アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party2」 まっつPの一人後夜祭 『Party!』
作者:まっつP
特徴:真美ソロ 桃井はるこ




 カクテルパーティで各Pに割り振られたのは10キャラ。そう、亜美真美は1キャラ扱いになっており、真美単独での出番は無かった。
 その真美をこういう形で持ってくるとは、粋な真似をっ!

 と言うわけで、20作近いアイマスMADを作っていながら手描き物ばかりで、ダンスはこれが初めてという、ある意味異色なまっつPによるKAKU-tail Party2の後夜祭動画がこれ。
 ご丁寧にもキャラ「真美」テーマ「後の祭り」と、カクテル本編と同様のスタイルにまとめており、2分制限までキープ。
 タイトルロゴやキャラクレジットは本物の作者が制作しており、ある意味濃い。ってか、そもそもキャラ絵作ってるのはまっつP自身だしなあ。
 そのキャラ絵でいきなり真美が出来上がってるのは、まぁご愛敬としておこう(笑)。

ロゴは本家製のようで

 それでもこの作品は紛れもなく後夜祭、エンドロールの役割を果たす物でもある。
 ソロダンスを決める真美が主役なのか、それとも縁の下からのメッセージが主役なのか、と考えるのは野暮だろう。カクテルは動画の祭、キャラの祭であると同時に、Pの祭、視聴者の祭である事も事実なのだ。それら全てが混ざってこそカクテル、区別する意味は無い
 これもまた、紛れもなく祭の一部。それで十分だろう。楽しい時間をありがとう。

 ただし一つだけ突っ込ませてもらえるなら・・・「後の祭り」でガチはおかしい(笑)。