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題名:アイドルマスター  Kiss and Cry /真 春香 雪歩 (少し短めver
作者:守屋観七P
特徴:真メイン 春香 雪歩 宇多田ヒカル カップヌードル H.264




 真誕生祭が近いので、前夜祭っぽく少し前の作品をマイリストから発掘してみた。

 初期作品が立て続けに削除されたため、この動画に歌手名のタグはあえて付いていない。
 そういうリスクを負いながら宇多田ヒカルを真に合わせる事をやめないのが守屋観七Pの矜恃というか何というか。
 そして、そこまでこだわるだけあって、作品に込められた気合いも相当なもの。

 キャラがはっきり見えるのに、何故かふわっとした印象を抱かせる色合い。カットインでただ透明度を調整するだけでなく、フォーカスも変えてくる(フェードインしつつピントが合い、ピントがぼけつつ消えていく)といったこだわり。
 トリオ構成でありながら実は三人同時にステージに立つシーンがほとんど無く、ほとんどソロorデュオの映像の組み合わせなのに、全員がバランス良く出演している構成。
 ロング視点を組み込む事で単調さを巧みに回避しつつ、表情の印象が強力なアップ画像をメインに据えたカメラワーク。
 いわゆるエフェクトは少なめのダンスシンクロ系作品だが、重箱の隅をつつけばつつくほどこだわりが出てくる感じだ。

 ・・・細かい事をいちいち考えながら動画を見なくてもいいだろって?
 確かに。ぱっと見て素直に綺麗だと思える映像に、いちいち理由を探す必要は無いかも。

トーン調整って大切だなあ・・・とこの絵を見て思う

 真がメインを張り、雪歩と春香がバックコーラスという構成になっているこの作品。
 元はカップラーメンのCMソングか何からしく、中盤にそれを絡めたネタが一発込められているし、作者コメもカップヌードルだし、実は再生時間もラーメンタイマーになっている(笑)のだが、そういうご愛敬成分を含めてもこの作品は珠玉のガチである。
 淡い光の中で舞う三人の美しさったら、無いよ。

 ・・・で、この作品の再生数カウンターはぶっ壊れてるんデスカネー?
題名:【アイドルマスター】”ゲット・ア・グリップ”PV【千早伊織雪歩】
作者:えびP
特徴:千早メイン 伊織 雪歩 Nicom@sRockFes08 AEROSMITH H.264




 最近は甲殻類との異名で親しまれているらしい、えびP。ロックフェスに大遅刻(笑)して投入してきたこの作品は、まさかの千早センターである。伊織メインで名高いPが、何故?

 という疑問は、意訳というか超訳というか嘘字幕というか、どの表現を使うかはどうでもいいが、とにかく歌詞を見て氷解した

 自分に向けての叫びでもあるか?

 実を言うと管理人は、未だにロックの定義が理解しきれない。
 それでも、この作品の中で叫んでいる・・・歌っている、というよりも、叫んでいる、といった方が似合う・・・三人の姿は、ロックと言っていいと思う。
 今を打ち破ろうとする意志、立ち止まる事への嘲笑混じりの否定、すなわち既存の枠組みの打破、新たな世界と新たな自分への渇望。ロックと呼ばれる音楽はこれらの成分が含まれる事が多いが、この作品ではとりわけ濃厚だ。

 千早、伊織、雪歩。三者三様、影や引け目を背負った者達
 彼女たちの叫びは聴衆に向けられていると同時に、自分自身にも向けられている。
 そういう歌詞になっているから、元歌詞からずれてもむしろしっくり来る
 そーなんだよなー、これは論文や政治声明ではなく歌なんだから、重要なのは言語学的な正確さじゃ無いんだよなー。
 で、歌詞の内容的にも、芯の強さ的にも、この三人でセンターを張るとしたら千早だろう。
 決してスティーブン・胸がタイラーという理由じゃない、はずだ(笑)。

 技術的な話を綺麗に忘れてたが、ロックらしいダークさを秘めた色合いと、テンションの高いダンスシンクロと、クールな演出で見事にまとめてあるので何の心配もない。
 普段の弱さ脆さが消し飛んだ、格好いい3人の魂のシャウトをご堪能あれ。
題名:アイドルマスター 「BLACK JACK」
作者:薄幸P
特徴:真 雪歩 律子 東京スカパラダイスオーケストラ H.264




 爆笑型音繋ぎMADカオスワールドを展開しまくる薄幸P。
 忙しい人向けシリーズで数々の伝説と名作と迷作を発表しており、その作品集を見ての通りアイマスMADの範疇を飛び越えた活躍ぶりを魅せているPだが・・・音の切り貼りをこうも鮮やかにやってのけるなら、音と映像の合わせ込みだって中途半端を許容するわきゃ無いと考えるのが自然であろう。

 で、最近になって薄幸Pはいわゆる一般的なPV系MADも作るようになった。
 これがその二作目という事だが・・・

普通に鳥肌なんだが・・・

「ネタ好きPがたまにガチに走ると、その破壊力は凄い」
 の法則は、相変わらず健在らしい。

 リズミカルな曲でシンクロがずれてたら台無しもいい所だが、この作品は心配無用どころかむしろその上手さに息を呑むレベル。ばしばしシーンチェンジしてるのにずれる気配が全く無いし、カメラワークも曲のテンションに負けない鮮やかさ。
 それだけでもう十分見れる水準なのに、色合いやフォーカスをいじってくるわ、キャラ抜きを使ってくるわ、右半分が真で左半分が雪歩などという画面分割技を使ってくるわ、という感じにやりたい放題。しかもその一方で、アイドル達が歌うのはアップシーンの一部に限られるという、さり気ないこだわりを見せていたりもする。意図的に編集しなきゃ、3人全員がダンスに徹して口を閉じているシーンはこんなに集まらないはずだ。

 結論。土台となる技術力の高さと細かいこだわりの強さがビシバシと感じられる上に、格好良さを演出するセンスも高い。とんでもねぇ・・・。

 図らずも、普段いかに技術の無駄遣いをしてるかがこの作品で明白になった気がする。これだけのブツを作れるのに、いつもの薄幸Pはアレだからなあ(笑)。
題名:アイドルマスター 『BOHBO No.5』 春香 真 雪歩
作者:じゃんP
特徴:春香 雪歩 真 サザンオールスターズ アフロ H.264




 あのさぁ。
 このサムネから、このガチ作風をどう想像しろってのよ!?(笑)

 偶然にもサザンオールスターズの活動休止報道とほぼぶつかる形で登場した本作品。だが、これだけの再生数&マイリスト数を話題性だけでは稼げない。
 サムネを見ると一発ネタ系に思えてしまうが、その作りは正統派も正統派。カメラワークとダンスシンクロを追求し、そこにネタのスパイスを少々ふりかけて、格好良さと楽しさを存分に見せつけてくれる。

正直、唖然とした

 そもそも、サムネ画像に惹かれてクリックすると直後に出てくるのがこれ
 この落差にアゴが落っこちたのは管理人だけではないと思う。ぜってーサムネ詐欺だ!
 んで、作品全体の雰囲気はどっちが近いかというと、サムネではなくこの冒頭シーンの方。サザンの曲の雰囲気によく合っており、COOL EDITという言葉がよく似合う。

 まあ、そういう中に織り込まれたサムネ画像に繋がる一連のシーンもまた傑作なんだけどね。つーかお前らかよ(笑)

 ちなみに、上の画面のタイトル文字と右下テロップはコメント職人の技である。
 ダンスシンクロ系MADにはしばしば凄腕の職人が出没するが、この作品にも生息が確認された。特に3人の紹介プロフあたりは、何やってんのアンタってぐらい凝っているので一見の価値有り。

 ま、つまりそれだけ人を惹き付ける魅力がある動画なわけ。特にダンスシンクロの完成度は珠玉。
題名:アイドルマスター Perfume 「コンピューターシティ」 ホワイトVer. v1.1
作者:ゆりあP
特徴:雪歩 千早 覚醒美希 PerfumeM@ster




 紹介しそびれていたら修正版が来た。怪我の功名と言っていいのかな、これ?(笑)

 Perfumeとアイマスの相性の良さは今更言うまでもなく、作品数も作品を出してくるPの数も非常に多い。結果、Perfumeを使った作品は大きな存在感を持つに至り、そのプロモーション効果が巡り巡ってPerfumeの新作CDをオリコン1位に押し上げる一助となったらしい・・・という事で最近はテレビ局まで興味を示している(笑)のは御存知の通り。
 曲想に合わせてサイバー風ガチが多いのがPerfume系MADの特徴だが、本作もその一つ。本家PV風味という編集方針故に、基本的なスタイルはシンプル路線でダンスシンクロメインである。
 修正前バージョンで致命的なエンコミスがあったとの事で、本作ではキャラが少しはっきり見えるようになった・・・と思うが、ごめん。管理人には何が致命的にまずかったのかさっぱり分からん! それぐらい、修正前バージョンも十分美しかった。それでも労力をいとわず作り直してしまうあたり、さすがにあのiM@TRIX RELOADEDの作者だけの事はある?

はい重ね合わせに注目

 そのこだわりは作品中にも伺える。
 最近は多くのPが使うようになった切り抜き処理だが、その背景にはカメラ固定バグと、自動切り抜きツールの存在があるようだ。つまり背景が変化しない事で、キャラ絵の部分を「差分」と認識して、その部分だけ自動的に抜き出す事が可能になったというわけ。
 その副作用として、自動抜きされたキャラはカメラアングルが変わらない。切り抜き後の映像を拡大縮小回転しても限界がある。つまりカメラワークという、地味ながら重要な演出に大きな制限を受けるのである。
 この作品はそれを嫌った結果、昔ながらの人力切り抜きを使うに至った。ほぼ全て手動、全5390フレームとの事。死ねるわっ!!
 その結果もたらされる映像の差は、類似の作品を多数見ている人でないと分かりづらい程度のささやかさである。しかし、背景丸ごと変更作品においてしばしば感じるある種の物足りなさは、確かに解消されている。
 あるいは、だからこそ演出やエフェクトに頼らずとも作品として成立したのかも。

 労力対効果という意味ではあまり効率的ではないが、それでもこだわる。いい意味でのプロ根性、言い換えると職人魂をほのかに感じる作品と言えよう。
題名:アイドルマスター 「The Story Of Genghis Khan」 雪歩・春香・真
作者:久城zweiP
特徴:im@sMSC2参加作品 春香 真 雪歩 ジンギスカン もすかう H.264




 懐かしい曲だが、新しい側面を見た気がする。
 これはMSC2の予選で惜しくも敗退した作品だが、その場ではネタ系と思われていたようだ。そして「ジンギスカンだ」「もすかうだ」とコメントが残っており、つまりどっちの曲なのか判断しづらかった。
 それもそのはず、正解は両方。15秒では全く分からなかったが、なんとこの作品の原曲はその2つを含む3曲のメドレーであった。

この画面を見る頃にはがっちり掴まれている

 そして、MSC2予選で出たシーンはネタっぽく見えたが、この作品は本気のガチだ。
 嘘だと思うなら見てみればいい。最初の20秒でもう抜け出せなくなるから。

 ジンギスカンの名曲メドレーに乗せて、春香、真、雪歩の3人が華麗なダンスを披露する。
 15秒の時点では受けを狙ったかと思えた実写映像も、フルだと粋な演出に見えてくるから面白い。明るいノリではあるが、これはネタで仕込んだのでは無いと思う。
 雨が降った直後に光が走ったり、真がテンガロンハット(風味の帽子)をかぶったり、ストップモーション風のスローダンスを投入したりと、あちこちに小粋な演出を織り交ぜつつも、6分という長丁場を飽きさせずにシンクロメインで乗り切って魅せる本作品。原曲の魅力もさる事ながら、作品としての完成度も間違いなく高い。

 作り方次第でこうも変わるのか、と空耳FLASHとの落差に驚く管理人であった。
 なお、おっさんホイホイタグを入れる場所が残ってなかったのは少々無念だ(笑)
題名:【アイドルマスター】”THE FUNKY HEADHUNTER”PV【伊織律子雪歩】
作者:えびP
特徴:伊織 雪歩 律子 高速m@ster MCハマー H.264




 COOLってのはこういう事かっ!
 という一言であらかた語り尽くせるような気もする、この作品。よく見ると結構な異色作なのに、最終的には王道系と言える形に収まっているのが面白い。

 目下自作MADへの伊織出演率100%を誇るえびPは、意外な切り口で伊織を描いてくる事が結構あるが(この作品とかもそうだよね)、この作品でも面白い場所から曲を持ってきた。
 何しろMCハマー。で、伊織や律子はまだ分かるが、この激しい曲想で雪歩を出す(管理人だったら真にしたと思う)。しかも、歌声は全員男なのに伊織達が歌っているような構成にしてある。
 しかし、高速ダンスに加えてハイキーな画面色調整、ステージのライティング明滅などを駆使してハイテンポな曲に応え、ついでにムード満点にして刺激的な意訳をくっつけた結果、異色なはずの組み合わせが綺麗に収まってしまった

強気一辺倒で上等!

 伊織ばかりか、ユニットを組んでいる律子や雪歩まで超強気に見えてくるから凄い。
 実を言うと作品そのものと同時に、この強気雪歩にも結構ティンと来た管理人である。こいつはヤラレタゼ・・・
 グラサンとパンキッシュがこうも鮮やかに決まる組み合わせも、そうそうあるまい。

 高速m@sterのハイテンポでもリズムシンクロがきっちり合っているし、さり気なく笑えるネタまで入ってるし、シーン切り替えやカットイン、エフェクトの雰囲気も良い。
 技術的にも演出的にも高水準だ。が、やっぱり一番の見所はセンスだろう